給与 2017.12.15

年収アップのために医師がやるべき4つのこと

年収アップのために医師がやるべき4つのこと

年収アップのために医師がやるべき4つのこと

医師として働いていく上で気になってしまうのが、収入についての話です。日々様々な症状の患者と向き合うハードな仕事であるのにも関わらず「自分に合った給与をもらえているのか?」あるいは「もう少し収入を上げたい」と悩んでいる医師は多くいます。

そこで今回は"年収を上げたい医師がやるべきこと"について、医師の収入事情や具体的な方法も踏まえてお話していきます。

意外と知られていない医師の年収事情

一般の人から見た医師は、高収入かつ安定した職業だと思われているかもしれません。
ですが、実際は勤務する病院や診療科目によって、年収に大きな違いがあります。あるいは勤務医なのか開業医なのかでも、収入の差は激しいのです。

医師の平均年収について

平成27年度に実施された厚生労働省第20回医療経済実態調査の報告によると、2014年度の民間病院に勤務する医師の平均年収は1544万円でした。 一般企業のサラリーマンに比べると高収入ではありますが、医師の中でも年齢や役職あるいは勤務先の病院によって年収に大きな差があるため、一括りに高いとは言えないでしょう。

また民間病院の勤務医に対して、国立病院の勤務医の平均年収は1425万円、診療所の勤務医は1215万となっており、勤務先によって多少の収入差があることも分かります。

 

勤務医か開業医かで年収に大きな差がつく

医師の収入は勤務先の病院だけでなく、勤務医か開業医かでも大きな差が出てきます。 例えば先ほどご紹介した参考元の通り、民間医師全体の平均年収1544万円に対して、一般の診療所の院長は2914万円と2倍近い収入格差があることが分かります。

ここで言う診療所の院長は開業医の事を意味しますが、開業医か勤務医かだけでも年収でこれほどの差がつくのです。

診療科目によっても年収は違う

先ほど国立病院と民間病院で得られる年収に差があるとお話しましたが、その他診療科目によっても年収は変わってきます。
例えば同じ医者であっても、美容整形外科の医師は先ほどご紹介した医師の平均年収を大きく上回ると言われています。

美容整形外科の勤務医が高収入を得られる理由は、保険が効かない美容整形の分野であるため病院側が料金や治療内容を自由に決められる"自由診療制"をとっているからです。

つまり手術や診察にかかる料金も医師が自由に決められるため、その分医師の収入も上がるということになります。

このように勤務医の年収といっても同じではなく、「どの科に勤務するか」によって大きな差があるのが現状です。

医師が年収を上げるための方法とは?

働く病院や診療科目別にみた年収格差についてお話してきました。
年収を上げたいと考える医師は多くいますが、実際に年収を上げるためにはどのような方法があるのでしょうか?

病院側に直接交渉してみる

まず取り組むべきことは、病院側へ直接給与見直しの相談をしてみることです。 年々深刻な医師不足が社会問題にもなっているくらいなので、医師に辞められてしまうと病院側にとっては大打撃となります。

そのため人材確保をするためにも、給与面の相談に対して検討してくれる可能性は高いはずです。病院に対しての貢献度が高ければ高いほどその可能性は高まるでしょう。 病院の規模や医師の数によっても差はありますが、交渉してみる余地は大いにあります。

ただ実際に交渉するとなると、職場の人間関係次第で「年収の話は相談しづらい」という方もいるかもしれません。 また収入面での希望を受け入れてもらうことで、病院に対する貢献度や実績をより求められることもあり得るのでプレッシャーに感じてしまう場合もあるでしょう。

開業して年収を上げる

長年キャリアを積み上げて行く中で「年収を上げたい」と思う医師が考えるのが、"開業"という選択肢でしょう。
開業医のメリットは、経営が上手く行けば勤務医をはるかに上回る高収入が得られることです。

さらに、診療方針が自由かつ自分の裁量で仕事を決めることができることも魅力の一つです。 ただ決してメリットだけではなくデメリットもあります。

例えば、もしも経営が上手く行かなかった場合、自身の給与が得られないだけでなく病院経営自体が赤字となり借金を抱えるリスクがあります。

また開業するにあたって必要となる医療機器の導入や看護師などの人件費などを考えると膨大な開業資金が必要となります。
高収入を得られるチャンスはありますが、その分リスクや準備期間などを考えるとすぐにというよりは時間をかけて実現させていく方法と言えるでしょう。

アルバイトをすることで年収を上げる

多くの医師が年収を上げるために実際に行っているのが複数の病院を掛け持ちして働く"アルバイト"です。

本記事の冒頭で医師全体の平均年収についてお話しましたが、あくまで全体の数字であり医者の中でも給与が低いとされている研修医や大学病院の勤務医は「生活に余裕がない」などの理由でアルバイトをしているケースが多いです。

ただ一般のアルバイトとは違い医師のアルバイトは高額であるため、スポットの勤務だけで月間20〜30万程度稼ぐ医師も多くいます。 年間で考えれば300万ほど収入を上げることができるので、手っ取り早く稼ぎたいのであれば適している方法と言えるでしょう。

ですが手っ取り早さに対して、通常勤務する病院に加えてスポットでいくつもの病院を転々とすることになるため、体力的な負担が増えてしまう問題もあります。

また病院によって人間関係も様々ですので、常駐している病院とは違って医師同士の関係を築くにも時間がかかったり、患者との信頼関係を築くことも容易ではないでしょう。

年収を上げる方法としては簡単だと思われますが、体力的・精神的な負担が大きいことを考えると長期的に考えられる方法ではないでしょう。

転職することで年収を上げる

アルバイトをすることで年収を増やすことは可能ですが、仕事量が増え体力的な問題が出てきてしまうことは確かです。 また本来勤務している病院自体が多忙なのであれば、アルバイトどころではなくなってしまうでしょう。

そういった方におすすめなのが、転職をして環境自体を変えるという方法です。 転職して年収を上げる方法は今回ご紹介した方法の中でも、行動に起こしやすい選択肢と言えるでしょう。

医師の人材不足について問題を抱えているのはどの病院も同じなので、「自分の病院に転職してくれるのであれば、今勤務する病院よりは高待遇で迎えたい」という考えを持っているところも多いはずです。

また転職することは年収面でなく、勤務する病院によって医療規模や診療科目なども違うので、自身の経験とキャリアを積むためのステップアップにもつながります。

安定して年収を上げるなら転職もおすすめ!

年収を上げたい医師がやるべきこととしていくつか方法をご紹介しましたが、安定して年収を上げられることとして転職もおすすめです。

年収を上げる方法として真っ先に浮かぶのは開業かもしれませんが、高収入を得られる可能性がある反面、開業後の経営に対する不安や上手く行かなかった場合は赤字になってしまうなどリスクもあります。

そのため、「安定的に年収を上げたい!」という気持ちを優先するのであれば、開業ではなく転職することから考えてみましょう。

出典:厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/jittaityousa/20_houkoku.html)
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