お役立ち 2018.07.19

仕事の仕方を変えることで残業を減らすことはできる?

仕事の仕方を変えることで残業を減らすことはできる?

毎日続く残業でプライベートの時間がなかなか取れないという悩みのある医師は多いですが、あまりにも忙しすぎると心身を壊してしまいます。医師の過重労働が社会問題となっていますが、医師本人が積極的にワークライフバランスの改善を考えるのもとても重要なことです。「ちょっと最近忙しくてつらいな・・・」と思ったら仕事の仕方を変えてみるのはどうでしょうか?

とても忙しい常勤医としての働き方

常勤医は、よほど人員が充足している医療機関でもない限り、労働時間が多くなる傾向にあります。週に4日から5日ほどの勤務と、残業や当直が発生することが多いです。都市部の病院や大学病院、国公立病院などの大きな病院では医師数が充足しやすいため、労働時間が多くなりすぎることはあまりありません。しかし、地方の病院や市中病院などでは医師数が不足していると、日中の勤務に加えて残業や当直で労働時間の負担が大きくなってしまいがちです。

もちろん常勤医として働くことにはメリットがあります。有給休暇や慶弔・夏季・年末年始休暇などの福利厚生が充実していたり、近年では院内保育などを行っている医療機関も増え、女性医師が妊娠や出産でキャリアを断絶しなくても済むような仕組みが整いつつあります。

退職金があることも魅力の一つで、常勤医は一般企業のサラリーマンのような働き方のため、働いた年数に応じて退職時に退職金が発生します。退職金は基本的に基本給に比例するため、給与の水準が高い医師では老後の心強い蓄えになります。また専門医の取得、維持や難度の高い症例の経験など、医師としてのスキルを上げるためにも常勤医は有効な働き方です。

メリットの多い常勤医としての働き方ですが、労働時間は長くなりがちです。「収入よりも自分の時間を重視したい」「家族と過ごす時間をもっと増やしたい」などワークライフバランスを重視する人は、職場の選び方はより慎重に行うことが大切でしょう。

時間が欲しいと思ったら一考の価値のある「非常勤医」としての働き方

「医師としてのやりがいよりも時間が欲しい」という考え方は決して間違ったものではありません。医師だからといって大変な思いをしてストレスを溜めて働く必要はありません。もちろん医師という職業にやりがいを感じてガンガン働きたいという人もいますし、ワークライフバランスを重視して自分の時間や家族との時間を大切にしたいと思う人もいたり、考え方は人それぞれでしょう。

常勤医で働いていてストレスや過重労働が原因で転職をする医師は、自分の時間を犠牲にしたくないという考えから、常勤医から非常勤医へ転向するケースも多いです。非常勤医は多少の残業が発生することはあっても長くて2時間ほどだったり、残業が発生しない日がほとんどで予定されていた手術がすべて終われば早めに帰れる日もあります。

収入面も働き方によっては常勤医として働いていた頃よりも高くなる場合もあり、例えば麻酔科の場合、常勤医で週に5日働いたときの年収は1500万から1700万円ほどですが、非常勤医だと病院や地域にもよりますが、日給10万円から12万円ほど支給されます。10万円だとしても週5日、月に4週、12か月で2400万円ほどの額面となります。実際はこれに時間超過分や残業、祝日などによる休みなどが入るので多少の増減はありますが、それでも大きく収入面も改善されることもあります。

医師のこうあるべき論を気にしない

職業として医師を選んだ以上、「社会に貢献する気持ちを持たなければならない」「生涯を通じて勉強し、スキルアップをしなければならない」「賃金を稼ぐ手段と思ってはならない」、このような「こうあるべき論」に出会うことは多いはずです。これらの意見は一つの意見として尊重されるものですが、だからといって他の意見を抑え込むものではありません。

医師として働いていると「こうあるべき論」に押しつぶされそうになることもあると思いますが、気負い過ぎるのではなく、あっけらかんと気にしない姿勢も大切です。。仕事が好きならば常勤医としてバリバリ働けばいい、ワークライフバランスを重視するならフリーランス医として多少のんびりと働いてもいい、なんならスポット勤務医として気が向いたときだけ働けばいい。このように自分がしたいことをするために「こうあるべき論」を気にせず自分らしく働くことが、結局はご自分と社会のためになるのではないでしょうか。

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