給与 2019.01.29

医師のボーナスはどれくらいもらえるの?

医師のボーナスはどれくらいもらえるの?

医師は高収入な職業です。月々の月給は高い水準にありますし、平均年収もトップクラスです。しかしボーナスはどうなのでしょうか?医師のボーナスは他の職業と比べて多いのか少ないのか、気になるポイントを解説します。

1:ボーナスがない病院もある?

病院など医療機関と雇用契約を締結して働いている医師は、一般企業に雇われているサラリーマンと同じ立ち位置です。雇用もある程度安定して、保証もされています。ただし一般企業でもボーナスが出ないところが増えてきているように、病院でもボーナスがないところもあります。

まず、雇用に際して年俸制になっているところでは、ボーナスが出ることが少ないです。年俸制は年〇〇〇〇万円と報酬をあらかじめ決めて、それを12で割ったものを月々支給するという形態です。もちろん残業やオンコールが生じたときは上乗せされますが、基本となる月々の支給される金額が大きく増えることは次の給与改定までありません。

一般企業の中でも年俸制を採用している企業はありますが、企業によって年俸制の社員に対しても業績次第でボーナスが出ることがあります。病院も同じく、年俸制でもボーナスが生じることはありますが、あまり多くはないといえるでしょう。

年俸〇〇〇〇万円を提示されて、今の職場の給与よりも高くなるからといってすぐに決めるのはあまり良くありません。年棒制の職場では、ボーナスが支給されるかどうかはあらかじめ確認して納得をしておきたい部分です。

年俸制で雇用条件を示された時は、ボーナスの支給実績を聞くようにするとよいでしょう。お金に関する話は聞きづらいので、転職コンサルタントに確認してもらうのも一つの手です。

2:国公立の病院のボーナスとは?

国公立の病院で働く医師は立場は、公務員となっています。給与やボーナスは公務員法で定められているため、そこまで大きな額になることはありません。年収で言うと30代半ば頃でようやく1500万円に届くかどうかといったところでしょう。

ボーナスは月給によって左右されるため、30代半ばの医師でおおよそ80万円から100万円程度といったところです。月給の〇か月分のように大きな額にはならないところが、少し残念な点です。

あくまで公務員のため、年収も医師の中ではあまり高い方ではないことも特徴です。ただし福利厚生は抜群で、年金や退職金の面で老後も比較的余裕が出ます。生活をより安定させたい人は、国公立の病院で長く働くことをおすすめします。

3:民間病院のボーナスは?

大きな総合病院では、基本的に若い医師の年収は低く抑えられます。組織がしっかりとしているため、若いうちはまだ大きな症例を任されることが少なく、その分年収も低くなります。ただし、30代半ばから40代くらいになると給与は大きく上がります。診療科や地域にもよりますがおよそ1800万円から2000万ほどになることも珍しくありません。

その分、ボーナスも大きくなるため100万を超えて、150万ほどの金額を貰える医師もいます。また部長職など役職が付くと、月給もボーナスも大きく上がります。ただし総合病院では働く医師も多く、その分出世レースも過酷になります。役職を得られるかどうかで、生涯年収が大きく変わってしまうことが特徴です。

中小規模の病院の場合、若い医師でも様々な症例を任されることが多いため、年収が高い水準にあります。20代後半の若い医師でも1000万に近い年収を提示されることもあり、その分ボーナスも大きくなります。

30代後半では1000万代後半から2000万円代までの収入を提示されることが多く、ボーナスは100万~150万円程度となります。ただし中小規模の病院の場合、そこからの収入の上昇の幅は小さくなります。役職にもよりますが、40代後半から定年にかけての収入は総合病院に軍配が上がることが多いでしょう。

4:ボーナスが出ないことが良くないこととは言い切れない

ボーナスが出ないことを良くないことと捉えてしまう場合もあると思います。しかし、本来ボーナスは突然支給されなくなる可能性のある性質のもので、病院などの経営悪化などが起きるとボーナスが減ったり無くなったりすることもあります。この点、もともとボーナスが無い給与設定であれば、そういった事情に左右されず安定した給与を手にすることができます。

ボーナスが支給されない医療機関ではもともとの基本給が高く設定されている傾向にあるので、年収としては大きな違いがないこともあります。ボーナスが出ないことは良くないとは言い切れないので、雇用条件をよく確認して納得して入職を決めるようするとよいでしょう。

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