医師が転職時に相談すべき相手は?

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転職ノウハウ

公開日:2021.04.22

医師が転職時に相談すべき相手は?

医師が転職時に相談すべき相手は?

転職を考える際に、ほかの人の意見や情報がほしいと思うことはありませんか。初めての転職であれば不明点も多く、誰に相談するのが適切か悩むこともあるでしょう。今回は、転職時に相談すべき相手について、具体例を交えながら解説します

まずは客観的な視点から条件を精査する

転職を考えたときは、とりあえず人に相談するよりも、まず先に自分の考えを整理することが重要です。

なぜ転職する?転職でしか希望は叶わないのか検討する

上司と馬が合わない、待遇や労働環境が悪い、年収を増やしたい、転科やキャリアアップしたいなど、様々な理由で転職が頭に浮かぶと思います。はじめに、将来どのような医師になりたいのかをはっきりさせると、どのようなキャリアを積むべきか見えてきます

転職は、いまの悩みだけに焦点を置いて考えないようにしましょう。たとえば、勤務先の人間関係が原因で転職しても、どの職場にも合わない上司・同僚がいる可能性は高く、さらに転職を繰り返すことになります。

待遇や労働環境の悪さから転職する場合は、本当にいまの勤務先の条件が悪いのか客観的に分析してから転職活動を行うのがベストです。転科やキャリアアップ、育児と両立のため託児所ありの医療機関希望など、現在の勤務先では希望が叶わない場合は転職で納得いくキャリアを重ねられる可能性が高まります。

譲れない条件の優先順位を決める

転職理由をよく検討したあとに意思が固まったら、譲れない条件に優先順位をつけます。いくつかの条件すべてにこだわると、条件を満たせずなかなか転職先が決まらない事態が発生します。将来的なキャリアビジョンを頭に置きつつ、給与アップ、当直なし、勤務地、専門医取得可能など、希望の条件に優先順位を決めましょう

このように将来的なビジョンをもとに転職理由をはっきりさせ、条件の優先順位を決めておくと、誰に相談しても具体的なアドバイスをもらえるでしょう。

転職経験のある医師に相談する

転職経験のある医師に相談する

転職に関して悩んだときは、転職経験のある医師に相談すると参考にできる意見を得られやすいでしょう。転職経験がある医師でも、勤務先の上司や先輩、同僚への相談はあまり適切とはいえません。勤務先とつながりが薄い、ほかの医療機関に勤める医師に相談することをおすすめします

勤務先の医師は身近で相談しやすいと感じるかもしれません。しかし、転職する旨が周囲に漏れてしまったり、客観的な意見が得られにくかったり、上司都合で強く引き止められたりするリスクがあります。

勤務先以外で、客観的な意見をくれる医師何人かと話してみることが転職相談のコツです。また、転科希望の場合は移りたい診療科の医師に、出産・育児を控えている場合は子育てと両立している先輩医師に話を聞くと有益な情報を得られやすいでしょう。

家族への相談を忘れずに

転職を考えるにあたって重要なのは家族への相談です。とくに夫や妻などパートナーに何の相談もなく転職の意思を固めたり、転職先を決めてから報告したりしてしまうと、信頼関係が壊れてしまいます。

忙しくても、日頃からパートナーとしっかりコミュニケーションをとって、普段考えていることや将来的なビジョンを共有しておくことをおすすめします。相手に「知らなかった」「そんな話聞いてない」と感じられてしまうと、合理的な転職であっても否定的に捉えられてしまい、スムーズに転職活動をはじめられない可能性があります。

とくに、転職によって収入の減少が見込まれたり、単身赴任や引越しが必要になったりと、家族にも大きな環境の変化を強いる場合は丁寧なコミュニケーションが必要不可欠です。家族から転職への理解を得てサポートを受けるためにも、相談はこまめにしておきましょう。

将来的に親族の病院を継ぐなど、ある程度先のキャリアが決まっている場合は、関係者にひとこと転職する旨を伝え、トラブルが起きないように配慮します。

引越しや転校が生じるときは子どもにも配慮を

転職により子どもが転校する可能性が出てきたときは、一方的に転校する旨を告げるのではなく、子どもの気持ちにしっかりと寄り添う配慮が必要です。子どもにとっては心の準備なしに、突然の転校となると戸惑いや不安でメンタルに不調をきたす可能性も大いにあります。遠方に引越しとなると文化も多少変わってくるため、上手く学校に馴染めず、ふさぎ込んでしまうケースもみられます。

子どもは柔軟性があるからと甘く考えずに、自分の口からわかりやすく転職理由や自身の想い、また今後どのように環境が変わるのかなどを伝え、子どもの気持ちを置き去りにしないように気をつけましょう。「新しい友達がいっぱいできるね」「家の近くに公園、遊園地、楽しい場所があるよ」と新しい環境に対して、前向きな言葉を子どもにかけるのもいいでしょう。

引越しや転校で環境が大きく変わったあとは、子どもとのコミュニケーションを増やすようにして、心の拠り所になるように意識しましょう。

転職コンサルタントへの相談もおすすめ

転職コンサルタントへの相談もおすすめ

転職を検討し始めたときやノウハウを知りたい場合には、転職コンサルタントへの相談もおすすめです。相談は無料であり、以下のような様々なメリットが挙げられます。

客観的な意見をもらえる

自分で譲れない条件を絞ってみたものの優先順位のつけ方が難しい、いま転職するとキャリアにどう影響するのかなど、転職について「わからない」ことで立ち止まることもあるでしょう。

そのようなときは、転職コンサルタントに一度相談してみると、転職のタイミングから転職しない選択まで、客観的な立場からアドバイスをもらえます。相談するなかで、自分では気づいていなかった可能性や能力を見出せるかもしれません。

情報収集・求人探しの手間が減る

転職コンサルタントは、転職市場の動向や転職の成功例・失敗例など、鮮度の高い情報を多くもっており、一人ひとりに合った求人をピックアップしてくれます。また、各医療機関の内情を教えてくれたり、面接の日程調整を代行してくれたりと、何かと面倒な手間を省くことができます。自己応募と比較して転職活動に取られる時間が少なく、現状の業務に集中できる点も大きなメリットです。

履歴書・職務経歴書の作成方法や書き方のコツなど、転職の基礎的な知識やマナーについても気軽に聞けるため、とくに転職が初めての方は一人で転職活動を行うよりも安心感があるでしょう。

非公開求人を紹介してくれる

転職コンサルタントは、医療機関の公式サイトや求人サイトなど、インターネット上では公開されていない求人を紹介してくれます。非公開求人では医療機関側が特定のキャリアや優れた人間性をもつ人を求めている場合が多く、紹介された際はマッチングがスムーズにいきやすい傾向があります。

給与交渉の代行をしてくれる

転職コンサルタントは応募先の医療機関と給与交渉まで行ってくれます。条件の交渉に抵抗を感じる人にとってはストレスを減らせることもありがたいポイントになります。どれほどの金額なら交渉できそうか、相場をもとに医療機関の温度感を探りながら進めてくれるため、給与交渉のトラブルを避けられる点もメリットです

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相談相手の意見をうまく取り入れ納得いく転職を

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医師は転職回数が多くても不利になりづらく、安易に転職を繰り返すケースも多々あります。しかし、とくに20代の転職は今後のキャリアにダイレクトに影響してくるため勢いだけで決めない慎重さが大切です。

周囲の信頼できる人に相談しつつ情報を集め、必要であれば転職コンサルタントも上手く活用して、理想の転職・自分らしいキャリアを実現していきましょう。

ドクタービジョン編集部

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