アンケート実施概要
2026年1月20日(火)~2026年2月2日(月)
※ドクタービジョン登録医師を対象にドクタービジョン編集部が実施
組織に依存せず、自分らしい「価値」を描く時代へ
人事は必ずしも希望通りにはいかないもの。望まない異動を提示された際、「そのまま受け入れる」と回答した医師は約1割と限定的であり、多くの先生が提示内容と自身のキャリアを照らし合わせて、慎重に判断する傾向にあると分かりました。実際に、「組織を離れる検討」や「エージェントへの相談」といった声も多く、組織の意向を汲みつつも個人のライフステージに合わせた柔軟な選択を模索する動きが強まっています。
背景にあるのは、キャリアの軸が「組織内でのステップアップ」から「個人の市場価値」へシフトしている点です。病院経営が不透明な現代、特定の役職に依存するより「どこでも通用するスキル」を磨くことこそが長期的な安定に繋がります。将来重視するポイントとして「給与」と「QOL」がトップに並んだのも、持続可能な納得感のある働き方を求めている証拠と言えるでしょう。
ご自身の市場価値を客観的に把握し、いつでも動ける準備をしておくことは、現代の医師にとって必須のリスク管理です。そして同時にそれは、自分らしい『価値』を自由に描き、追求していくための大切な第一歩でもあります。ぜひ本アンケートを参考に、ご自身のこれからの歩み方について考えてみてはいかがでしょうか。
(ドクタービジョン編集部)
現在、あなたの専門科と勤務形態(常勤・非常勤)を教えてください。
『自身の理想の診療』をどう実現するかは科目別に異なる
この時期(年度末)の「人事・異動」に関して、あなたが最も関心が高い、または不安を感じるのはどの点ですか?(3つまで選択可)
【 内科系 】
【 外科系 】
尊重するのは「組織」か「自分」か
もし、望まない異動・人事配置を提示された場合、どのような行動を取る(検討する)可能性が高いですか?(3つまで選択可)

「QOLも給与も」どちらかではなく両立させたい
5年~10年後先のキャリアを考える上で重視したい、「キャリア選択時のポイント」は何ですか?(3つまで選択可)
【 内科系 】
【 外科系 】
「どこへ行っても通用するスキル」を求める声が多数
医師のキャリア形成における、「組織内でのポジション(昇進・昇格)」と「組織外での市場価値(経験の豊富さや社会貢献度)」はどちらが現時点でより魅力的に感じますか?
まとめ
本企画は、今後も定期的に開催予定です。ドクタービジョンに登録いただいている先生方にアンケートのご案内をお送りいたしますので、ぜひご回答ください。次回は、【 2026年3月下旬~4月上旬ごろ 】にアンケート開始の予定です。新体制を迎える前後で新たな悩みを抱き始める時期ではないでしょうか。ぜひ、先生方のお悩みや本音をお聞かせください。
医師転職支援サービス「ドクタービジョン」は、日本調剤株式会社を母体とする医療総合人材サービス会社・株式会社メディカルリソースが運営しています。医師だけでなく、薬剤師や看護師など医療従事者の転職を支援する、『地域を支える医療系総合コンサルタント』として皆さまをご支援しています。
これからの働き方を考えると、「転職」という選択肢が出てくることも少なくないと思います。そうしたときこそ、求職者の皆さま一人ひとりとしっかり向き合うことを大切にするドクタービジョンにご相談ください。アンケートに留まらず、お電話や対面での面談の場合は、お話を通してご経験やご意向を把握した上で、一緒にキャリアプランを考えていきたいと考えています。






コンサルタントコメント
「自分の給与・待遇の変化」が最も多く、全体の半数以上の票を集めました。次いで、「労働時間の増減」「勤務地(転居の有無)」への関心が続く結果となっています。
専門科目別に分析すると、それぞれの働き方の特性が色濃く反映されていました。たとえば外科系の先生方は、給与や待遇の次に「転居」を不安に挙げています。手術設備や症例の幅、さらに環境要因や人員体制などの「術者としての環境維持」がご自身のキャリアに影響する可能性が高いためでしょう。
一方で内科系の先生方は、「労働時間の増減(当直・オンコールなど)」や「病院組織全体の経営状況」を重視されています。病棟管理や外来など持続的な管理業務がメインとなる内科では、経営効率化(入院日数の短縮やコスト削減など)が現場に影響を与えがちです。病院経営の健全性が労働時間の増減も含め自身の生活や働きやすさに直結する、という認識が強いのではないかと考えられます。
診療科によって重視するポイントがここまで異なるのは、『自身の理想の診療』をどう実現するかを真剣に考えておられる結果だと考えます。『術者としての環境維持』なのか、『持続可能な働き方の追求』なのか。異動のタイミングは、ご自身のキャリアの優先順位を再認識する良い機会ではないでしょうか。
こうしたニーズを汲み取りご提案をさせていただくことが、コンサルタントの介在価値と考えております。もし今の人事や環境に少しでも不安を感じたら、まずはご自身のニーズに合った選択肢が外の世界にないか、情報収集から始めてみませんか?私たちコンサルタントがサポートいたします。