残業が少ない職場の特徴とは?

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転職ノウハウ

公開日:2018.06.06

残業が少ない職場の特徴とは?

残業が少ない職場の特徴とは?

日々、担当する症例・・・そして「やっと仕事が終わった」と思ったら任される残業や当直。医師の過重労働は、大きな社会問題となっています。医師数を増加させて、地方医療の充実と医師の過重労働問題を解消させるために、近年連続して医学部の数が増えました。しかし、その効果が現れるのはまだ先のことです。過重労働により心身ともに疲れてしまった時、職場を変えることがふと頭をよぎりますよね。そこで、残業が少ない職場にはどのようなものがあるかを解説いたします。

そもそも残業や当直が多くなる原因とは?

医師は過重労働が多いと言われている職業です。事実、月に複数回の当直や、度重なる残業を経験した人も多いのではないでしょうか。例えば、季節的な要因で冬に循環器疾患の発症者が多くなり、緊急搬送される人が多くなるように、何らかの要因で一時的に残業や当直が多く発生することもあります。

しかし、残業や当直が多くなる最大の原因は「人出不足」だと言えるでしょう。医師数が足りている傾向があるのは東京・大阪・福岡・札幌などの大都市で、地方都市では医師数が足りていないことがほとんどです。そのため地方の医療機関に入職すると、残業や当直が多くなる傾向にあります。

また、地域の問題だけではなく、医師数の少ない診療科においても残業や当直が多くなる原因となります。訴訟リスクの大きい産婦人科や小児科、難易度の高い心臓外科や呼吸器外科、さらにどの病院にも必要なのにリスクが大きいという点で人が少ない麻酔科などでは、医師数が少ない科目となり労働時間が長くなる傾向にあります。

患者を助けたいという意気込みが強くても、十分な休息を取れなければクオリティの高い医療行為を行うことはできません。あまりにも忙しすぎて体調を崩したり、疲労とストレスで退職を選択してしまうこともあり得ます。医師が働きやすい環境を作るためにも、医師不足は早急に解決すべき問題と言えるでしょう。

残業や当直が少ない職場の特徴とは?

残業の少ない医師の職場とは、「人員が充足している職場」と言えるでしょう。人員が充足しているという要件は満たされていて当たり前のように感じますが、実はその基本的な要件を満たしている医療機関が多くはないのも現状です。人件費による経営的な問題、求人を出しても医師が応募してこない、労働環境や人間関係により退職者が多い、などの理由によりぎりぎりの医師人数で診療を回しているという医療機関も多い傾向があります。

人員が充足しているかどうかのチェックは、求人票などを確認するだけでは分からないいとも言えますが、医師の人員状況をある程度予想するための見極めポイントがありますので、ここでご紹介します。

都市部の医療機関であること

医療機関のある地域が都市部であればあるほど、基本的に住んでいる医師も多くなります。そのため医師数が十分にあり、医療機関での人員は充足しやすいと言えます。職場によって差はあるものの、東京などの大都市の医療機関で働くと、医師数が十分揃っており、労働時間や当直回数、残業などはある程度抑えることができる傾向があります。

総合病院・大学病院などの大きい病院であること

複数の診療科が存在し、その地域の医療の中核をなしている総合病院や大学病院は、しっかりと人員の体制が整えられているところが多く、医師数が充足しています。地域の医療の中核をなしているため、医師が不足してしまう状態になることもほとんどないでしょう。たとえ地方都市での勤務でも、総合病院や大学病院などの大きい病院ならば、極端な残業や当直は発生しないことが多く、有給休暇なども取りやすい傾向があります。

残業や当直について実態を知るためには

残業や当直について、ある程度は求人票に書かれています。しかし医療機関の内情とは、乖離がある場合もあります。職場内部の実情は求職者側からは見づらいものです。たまたま入職を希望している医療機関に知人がいれば、実際の就業環境を聞くことができるかもしれません。しかし、そんなケースは滅多にありませんよね。

医療機関の内情を知りたいときは、人材紹介会社のコンサルタントに聞いてみるのも効果的でしょう。人材紹介会社では、病院等の医療機関から募集の依頼を受ける際などに定期的なヒアリングを行っているため、医療機関の職場状況について詳しく把握しています。人間関係にはどのような問題があり、実際の給与や賞与、福利厚生はどのようになっていて、残業や当直などの労働条件はどのようになっているかなどの、求人票には記載されていない生きた情報です。

今では多くの医療機関が人材紹介会社を利用して、医師を採用しています。入職を希望する医療機関があれば、その職場と付き合いのある人材紹介会社を経由するのが内情を知るためにも有効です。それだけではなく、採用にあたってどのような傾向があり、どのようなことを伝えれば内定をもらいやすくなるなどのアドバイスをもらえるため、転職を確実にしたいならば利用しない手はないでしょう。

また、自分が希望する条件を人材紹介会社に伝えると、コンサルタントが多くの医療機関からマッチング率の高い職場を見つけてくれるため、忙しい医師でも効率的に進められる転職活動になります。人材紹介会社は、医療機関との付き合いとの中で、報酬の最大限はこのくらいでその他こういった条件を付けることができるなどを熟知しています。よりよい職場を見つけるためにも、職場探しの時点から人材紹介会社を活用してみることをおすすめします。

ドクタービジョン編集部

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